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  • 西南戦争を掘り,学ぶ事業
  •  幕末に起こった日本近代化の波は,明治維新という大きな時代を動かして,国内最大の内戦と言われる西南戦争へと突き進んでいきました。鹿児島県は常にこの波の中心で,幕末は,まさに「躍動する薩摩の時代」であったといえます。
     日本の近代化をリードし,明治維新から西南戦争の舞台で活躍したふるさと鹿児島の先人たち。当時の実際の砲弾などの出土品を目の前にして,その先人たちの偉業にふれることで,子どもたちは,郷土の歴史をより深く理解することができます。
     このページでは,西南戦争関連遺跡の調査成果を活用した,学校での授業支援の様子を紹介します。

  • 【平成30年度の実践例3】
    鹿児島立清水小学校での授業支援(平成30年10月30日実施)
     10月30日(火)に,鹿児島市立清水小学校6年生を対象に「ワクワク考古楽(授業支援)」を実施しました。
     「なぜ薩摩藩が,明治維新や明治政府の中心となったのだろうか」という,少し難しい学習課題でしたが,子どもたちは,普段の学習で近代化遺産について学習しており,子どもたちから質問や意見も多く出るなど、大変意欲的に取り組んでくれました。
     また,清水小学校に岐阜県から交流で来られている先生がいらっしゃるため,薩摩藩の財政を大きく傾ける一因となった「宝暦治水」についてもよく知っていました。
     一方,滝ノ上火薬製造所跡については,初めて知った子どもたちがほとんどでした。普段生活している校区内に西南戦争に関わる遺跡があることを改めて知って,とても驚いていました。
    本時案(※クリックすると本時案がダウンロードできます。)

     県立埋蔵文化財センターでは,西南戦争関連遺跡の中から,「滝ノ上火薬製造所跡(鹿児島市)」「高熊山激戦地跡(伊佐市)」「笠取戦跡(霧島市)」「岩川官軍墓地跡(曽於市)」を,順次,発掘調査します。
     そして,遺跡近隣の小中学校,高等学校に埋文職員が出向いて,これらの発掘調査の成果をもとに,出土品を活用した授業支援を実施する予定です。
     また,実施した授業内容等をまとめた資料集(学習指導案を含む)も刊行する予定です。